クレジットカード決済のPaypalを商品販売の決済に使っている人も多いと思います。
Paypal(ペイパル)は、支払い情報を相手に知られないので安心な取引と言えます。
ユーザーはPaypal(ペイパル)にクレジット情報や銀行口座を紐づけて、ペイパル経由で支払うので、支払う際にカード情報や銀行口座を知られないのです。
一度クレジットカード番号を登録しておけば、Paypalで支払う際に毎度入力する必要はありません。
クレジットカード、デビットカード、対応している銀行口座を登録しておけば、【どこから支払うか】を選択もできます。
ちなみに最近多い「Stripe」は、シンプルなデザインで人気ですが、クレジットカードの下4桁やVISAなのかMasterなのかカード発行会社や有効期限などは販売者に知られます。
イプシロンなど他のクレジットカード決済会社も概ね同じだと思いますが、個人的には顧客の立場からすればあんまり知られたくないなぁ・・と思ってしまいます。
そんなこともあって、私が販売しているコンテンツ販売において、自社販売でのクレジットカード決済はPaypalにしています。
ただ、Paypalは売り手と買い手をつなげる仕組みの都合上、基本的にアカウント登録が必要になります。
アカウント登録は無料でできますが、初めてPaypal決済を利用する人にとっては、入力する項目も増えますし、面倒だと感じる人もいることでしょう。
売り手としても、なるべく決済完了まではシームレスにしたいものです。
Paypalの請求書機能を使えば(メールアドレスに一つずつ請求書を送る方法)、アカウント登録は不要ですが、オンライン販売ですと実用的ではありません。
そこで、コンテンツ販売において決済ボタンを使って、Paypalアカウントを登録しなくても決済してもらう方法を解説します。
アカウント登録なしに決済画面の実例と比較
実例として、以下のリンクをクリックしてみてください。
※実際に稼働していますので、決済を進めると申し込んだことになってしまいますのでご注意ください。
一方、下のボタンからの表示画面は、アカウントの登録が不要です。
上記の「支払う」ボタンをクリックすると、画面が推移してクレジットカード番号を入力する画面になりますが、「情報を保存してPaypalアカウントを作成する」のチェックを外すと「ゲストとして今すぐ支払う」が有効になります。
Paypalアカウント不要の決済画面を作る方法
Paypalビジネスアカウントにログイン
ここでは、既にビジネスアカウントをお持ちだということを前提に解説します。
アカウント設定→ウェブペイメント→PalPal決済ボタン
Palpalの管理画面は個々でカスタマイズができるので、人によっては表示が異なるかもしれませんが、アカウント設定→ウェブペイメント→Paypal決済ボタンの「更新」をクリックすると「PayPalボタンを作成する」画面が出るはずです。
うまく探せない人は下のリンクから入ってみてください
https://www.paypal.com/buttons/
PalPal決済ボタン画面で「カートに入れる」ボタンを選択する
いくつか候補がありますが、「今すぐ購入」ボタンを選択します。
ボタンタイプの選択で「ショッピングカート」を選択する
次の画面でボタンタイプを選択しますが、ここで「ショッピングカート」を選択し、他の必要事項も入力していきます。
最後まで入力してコードを生成する
最後まで入力して保存をすると「ウェブページにボタンを追加する」画面が出ます。
ページ内部に組み込む場合は「ウェブサイト」タブに書かれているコードを、自作のボタンにリンクをさせる場合は「メールアドレス」タブに表示されているURLをコピーして使います。
ショッピングカート形式で作った決済画面の注意点
ボタンタイプを「ショッピングカート」で作った場合、以下の注意点があります。
- 一度「ショッピングカート」で作ったボタンは後で別の形式に変更できません(新規に作り直す必要があります)
- コンテンツ販売であっても、数を選択する画面が出るので、購入する際に誤って複数個にした場合、金額が上がってしまう。
上記の注意点を加味しながら、「ショッピングカート」形式を選択するようにしましょう。
(「支払うボタン」を押して、Paypalアカウントを作らずゲストで支払いまでは行けますが、各箇所に「Paypalアカウントを作る」アナウンスが散りばめられていますから、いっそのこと作ってもらうのが話が早いのですが^^;)
では、お試しくださーい!!